世界陸上オレゴン大会陸上女子日本代表の廣中璃梨佳(ひろなかりりか)選手。
廣中璃梨佳を検索すると”病気”というワードが出てきます。とても気になりますよね。
廣中璃梨佳選手の病気は現在はどうなのか、そして廣中璃梨佳選手のレースをより楽しんでみていただくために、廣中璃梨佳選手の走りの特徴や強さの秘訣、廣中璃梨佳選手の応援の仕方を攻略したいと思います。
そこで今回まとめた内容はこちらです。
- 廣中璃梨佳選手の病気の現在は?
- 廣中璃梨佳選手の走りの特徴
- 廣中璃梨佳選手の強さの秘訣
- 廣中璃梨佳選手の応援の仕方
廣中璃梨佳選手の病気現在は?
廣中璃梨佳選手の病気は重度の貧血です。廣中璃梨佳さんの病気の現在は、完治というよりかは、今もなお鉄分摂取や栄養指導で体調を調整しながら、競技をつづけているようですね。
中学校時、外部コーチとして指導していた定方次男さん(実業団のコマツ電子金属で選手や監督を務めた実績あり)からの勧めで、赤血球の数値を平常に戻すために中学2年の秋から約半年間治療に専念するほど重度だったようです。
【約半年間治療専念時の廣中璃梨佳選手】
・約半年間の休養
・他の選手のタイムの計測などのマネージャー業務
・朝練習は原則禁止
・定期的な休養
疲労感や脱力感・顔色が青白くなる・気が遠くなる・めまい・のどの乾き・発汗・脈が弱く速くなる
- スポーツ貧血の場合は練習熱心な選手ほど多い
- 競技のために体重を落としている女子
- 男子よりも女子の方が多い
「こちらが24時間陸上にささげなくてもいいと言っても、常に真剣に取り組む。自分で追い込める強い練習意欲」
廣中璃梨佳選手の走りの特徴
女子10000m決勝
12位廣中璃梨佳 30:39.71@日本歴代2位!#世界陸上オレゴン pic.twitter.com/p4AqYptcmz— EKIDEN NEWS (@EKIDEN_News) July 16, 2022
- 他人の後を走るのが好きではない
レース序盤から先頭を走り、中盤以降ペースアップをして、他のランナーを引き離すようなレース。苦しくなったところでペースアップをして引き離すので他のランナーが戦意を失うのか一気に差が広がることも多い。 - スライド走法ができる
身長や速度と比較してスライドが大きい走法のこと。
一概には言えないが、日本では、身体的負担が大きく長身で脚の長い選手でなければ大きな効果が期待できないと言われることもあるのでピッチ走法(歩幅を狭くして、足運びを速くする走法)の女子ランナーが多い。 - 駅伝ではガンガン行くスタイル
廣中璃梨佳選手の強さの秘訣
廣中璃梨佳選手の強さの秘訣は生まれながらにしてもった才能や素質を発揮できる、並々ならぬ練習量と努力の賜物です。そして、指導者に依存せずに自分自身で実績を積み上げている選手で、誰が指導しても結果を出してくれる選手と言われています。
それにあわせてなんと言っても自分でも認める負けず嫌い精神!!悔しさをバネにする力がすごいのです。必ずと言っていいほど悔しさを力に変えてきました。そのエピソードを紹介していきたいと思います。
桜が原中学時代
桜が原中で本格的に競技を始めた当初は、目立った選手ではなかった。
練習で周回遅れになることもあったようで、定方次男さん(陸上部外部コーチ)から『もう離れよっとか』と叫ばれたこともあったほど今の活躍からは考えられないような選手だったが、弱音を吐くことはなく、練習への姿勢はひたむきだった。基礎的なトレーニングを徹底して繰り返し、少しずつ体の動かし方を身につけたら、腕を大きく振るフォームが安定するようになり、スピードも向上し、中学3年で全国都道府県対抗女子駅伝のメンバーに選ばれる。
中学3年の中学駅伝の県大会で優勝して全国出場を狙っていたが、競り合っていた学校に負けて全国大会を逃してしまい悔しさが残る。廣中選手はその時の悔しさが今に繋がっていると言っている。
長崎商業時代
高校は長崎の強豪校・諫早高校を選ぶのではなく、いつも2位だった長崎商業高校を選んだのは、自分の力で打倒・諫早を果たしたいとおもったから。いつも2位の高校に行って『全国大会へ行けたんだ』という達成感を味わいたかったから。
長崎商業時代、1年の時に出場した駅伝大会で区間賞を取ったが、チームは敗れる。廣中選手が強豪校の選手だけをマークし、最後に抜け出して勝ったように見えた定方コーチに、「お前のせいで負けた。どれだけリードできるかが大事なのに、最後にちょっとだけ勝って喜ぶな」と期待の裏返しから突き放した言葉が、廣中選手の意識を変え、序盤から積極的に前にでる強さに磨きがかかる。
高校3年生の時に出場した全国高校駅伝では、歴代トップクラスの記録で区間賞を獲得し、全国都道府県対抗女子駅伝でも活躍。
2018年12月のスポーツ記事の総括_暮れの全国高校駅伝女子1区の廣中璃梨花(長崎商)の独走区間賞の記事を補足! を投稿しました。 #エキサイトブログhttps://t.co/uBN8W08ddI pic.twitter.com/C8evKCppVB
— zoom (@zoomsstb) January 9, 2019
実業団に入ってから現在まで
『暑さに弱い』と言われたり、『駅伝は強いけどトラックはどうでもない』と言われたのが悔しくてずっと見返したいと思っていた。
2020年12月の日本選手権5000mで苦い経験
なかなか思い切っていけない中、ラストで田中に突き放されて2位になり、その時点での東京5輪内定を逃してしまい、「自分はまだまだ弱い」と実感。最初から積極的にいくことができれば、最後に抜かれて破れても悔いが残らないレースになるのではないという考えになる。その後、2021年5月1万m日本選手権優勝、2021年6月日本選手権5000m優勝が五輪代表内定につながる。
2022年4月、貧血により体調不良になり、4月29日の織田記念国際大会を欠場し、悔しい思いをする。体調が悪い中でも2週間で最終調整をし50%程の準備だったが、オレゴン世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権に出場。どうしてもオレゴン大会にいきたいという気持ちが強かったため、体調がどうだったかは関係なく「スタートラインに立ったら、ここで出来る最大限のことをしよう」という思いで挑み2連覇をしオレゴン世界陸上の出場を決める。
廣中璃梨佳選手の応援の仕方
廣中璃梨佳選手は応援の仕方はこうです。
廣中選手は檄(げき)を飛ばしてもらえる応援がお好みだそうですよっ♪
「璃梨花行けーっ!」という感じや「ここから切り替えろー!」
とか背中を押してくれる言葉が刺さり「行くぞー」という気持ちになるそうです!!
試合の時に廣中選手は父親から「自分の背中を(他の選手に)見せつけてやれ!」という言葉をかけられて、「うぉー!」となったようです。
具体的な言葉をかけられると嬉しいとのことです。
まとめ
今回は廣中璃梨佳選手の病気は現在はどうなのか、そして廣中璃梨佳選手のレースをより楽しんでみていただくために、廣中璃梨佳選手の走りの特徴や強さの秘訣、廣中璃梨佳選手の応援の仕方をまとめていきました。攻略できましたか?
廣中選手は病気とたたかいながら現在も競技を続け、そして、体調が万全でない中でも結果を出すとても精神力の強いそして実力のある選手であることがわかりました。
周りが心配してしまう程、練習熱心で体調が万全でなくても目標の為に頑張ってしまう廣中選手がちょっと心配です。結果は大切ですが、無理せずに頑張ってほしいですね。
廣中選手の走り方の特徴をほかの選手と比較しながらレースを見るという楽しみ方もしてみてくださいね!廣中璃梨佳選手のお好みの檄を飛ばして応援しましょう!